梅雨が明けて「夏本番」というような暑い日が続くようになりましたね。
「夏になるとランナーにはどんなサプリが人気になるのだろう?」ということが気になり、ランニングショップHolosの過去の売上データを分析してみました。
(月ごとにサプリの売上構成比率を計算し、それがどのように推移しているのか移動平均値をチェック)
この記事ではその分析の結果わかってきたことをシェアします。
夏のサプリ使用の目的|特徴は大きく3つに分類
夏のサプリの販売状況をみると大きく3つに分類されました。
- 喪失しやすいビタミン・ミネラルを補給。夏の疲労を回復し、良いトレーニングを継続するためにサプリを使う(Catalyst Conditioning)
- 食欲の低下が気になる人が消化サポートサプリを使う(Catalyst Athlete Enzyme)
- 秋(9月~)からのフルマラソン、ウルトラマラソンで記録を狙っている人がパフォーマンス系のサプリで体作りの準備を始める(Catalyst Cardio Performance)
1番人気.コンディショニングサプリで夏の疲労対策
夏(7~9月)に最も顕著に人気が出てくるのはビタミン・ミネラルサプリのCatalyst Conditioningでした。
夏は発汗量が増えるためビタミン・ミネラルの喪失が多くなります。
紫外線による活性酸素のダメージや通勤、仕事中の暑さによる精神的なストレスで需要が高まる栄養素も。
(抗酸化物質やビタミンC)
さらに食欲が低下したりすると、必要な栄養量と実際の摂取量のギャップが大きくなってしまうため、Catalyst Conditioningのようなビタミン・ミネラルサプリが選ばれることが増えるのでしょう。
今年は新商品が出たのでより個別にアレンジも
昨年まではCatalyst Conditioningの1択でしたが、今年は抗ストレス・疲労フォーミュラ(ビタミンB,Cのセット)、Catalyst Chelate Iron(鉄)が加わったので、より自分の課題にあったようにアレンジができます。
パターン | サプリ | おすすめの人 |
A | Catalyst Conditioning(8粒) | 外食が多く、栄養バランスに課題を感じている。 |
B | Catalyst Conditioning(4粒)
抗ストレス・疲労フォーミュラ(1粒ずつ) |
トレーニングの負荷が高く疲労が気になる。 仕事など日常面でもストレスを感じることが多い。 食事のバランスは悪くない方だと思う。 (食事バランスが気になる方はCatalyst Conditioningを8粒に増やして良い) |
C | Catalyst Conditioning(4粒)
Catalyst Chelate Iron(1粒) 抗ストレス・疲労フォーミュラ(1粒ずつ) |
貧血気味(立ちくらみ、イライラしやすい、息が上がりやすい) |
「夏の調子を整えたい」という方は上記の表を参考にビタミン・ミネラル系を補うと良いでしょう。
目的2.食欲の低下が気になる場合(日常・練習後・ロング走時)
「夏になると食欲が低下してしまう」
「練習後に食べられないので栄養補給に不安がある」
「長い距離の練習で補給が上手くいかず、良い練習ができない」
というお悩みがある方たちは、この時期になると消化サポートサプリCatalyst Athlete Enzymeを活用されます。
Catalyst Athlete Enzymeはこちらの動画でも明らかなように食べ物の消化吸収をサポートするために開発しました。
動画のような「食べ物の分解」が胃の中で起こると想像してみてください。
本来なら食べ物を食べると自分の体で消化酵素を作り出し、それによって食べ物を体内に吸収できる形に分解していく必要があります。
消化酵素を体内で作るのは無料(タダ)ではないので、夏の弱った体ではそれが負担になるという人も一定数います。
Catalyst Athlete Enzymeはその消化酵素を体内で作らないといけないという負担を軽減し、食事からの栄養素をしっかりとれるような体作りをサポートします。
上で紹介した一番人気のCatalyst Conditioningが「食事で足りない分を補給する」という考え方としたら
こちらは「そもそもの食事の土台が崩れそうな人がまずはしっかり食事をできるようにする」という考え方です。
目的3.秋のフル・ウルトラで記録を狙っている人が持久力ある体作りの準備に
9~10月頃から始まるフルマラソン、ウルトラマラソンで記録を狙っている方は少なくとも7~8月からCatalyst Cardio Performanceを使い始めるという方が多いです。
Catalyst Cardio Performanceはフルマラソン・ウルトラマラソンの記録向上に特化したサプリです。
- 脂肪燃焼向上による持久力アップ
- 心肺機能の向上
- 抗酸化で疲れに強く
- 無駄な脂肪のない絞られた体作り
という4つの働きを狙って開発しました。
記録を目指すランナーに一番人気のサプリです。
Catalyst Cardio Performanceは「今日飲んで今日速くなる」というような即効性サプリ(例えばカフェインはそれに該当)ではなく、徐々に体を変えていくような継続型のサプリです。
お客様アンケートによると、効果の実感性が高まるのは2~3か月は継続した方たちです。
なので、例えば10月に大会がある場合、少なくとも2か月前の8月からは使用を開始されるのがおすすめです。
まとめ
- 夏の一番人気は疲労回復、体調管理のためのCatalyst Conditioning。
課題に応じて抗ストレス・疲労フォーミュラ、Catalyst Chelate Ironも組み合わせると良い。 - 食欲が低下しがちな人はCatalyst Athlete Enzymeでしっかり食事から栄養をとる土台を作るのがおすすめ。
- 記録を狙っている大会がある人は少なくとも2か月前からはCatalyst Cardio Performanceを使用している。