ウルトラマラソンの吐き気を予防する方法

こんにちは。ランニングショップHolosの川尻です。

「ウルトラマラソンで毎回吐き気に悩まされている」
「胃薬を飲んでも解決しない」
「胃腸障害が起きなければタイムが縮められるのに…」
当ショップには多くのお客様から胃腸障害に関するお悩みが届きます。

この記事では胃腸障害の原因毎に解決策をまとめました。
この記事を読むことによって胃腸障害の悩みが解消され、目標の記録に近づいたり、より楽にウルトラマラソンを完走できるようになるかもしれません。

胃薬をスタート前に服用し、胃酸の出過ぎを予防

胃酸の出過ぎによって起こる胃腸障害はガスター10などの胃薬を早め(スタート前)に飲むことで解決できるかもしれません。

胃薬を活用されている方は多いと思いますが、どのタイミングで服用されていますか?
胃腸障害が起こってからではなく、スタート前から予防的に服用することで解決できる可能性があります。

◆小谷さんの活用例(ガスター10)|24時間走の場合
スタート前30分前に服用。ガスター10の効果が8時間継続するので、その後は8時間ごとに服用。

働きが弱めのものを使用している可能性も

胃酸を抑えるメカニズムは複数あるため、胃薬を服用しても効果がなかったという方は、一度他の薬を試してみるのも良いかもしれません。

小谷さんも以前はM1ブロッカー配合のものを使用してたそうですが、今はH2ブロッカー胃腸薬であるガスター10を活用しているそうです。

歩きも有効活用し、血液が筋肉に集中するのを防ぐ

ランニングのような運動中は筋肉が多くの酸素を必要とするため、血液は筋肉に集中します。
その結果、ランニング中は内臓の働きが悪くなります。

筋肉に血液が集中していることが原因のため、ペースを落とし余裕を持たせることにより、胃の働きが悪化するのを防ぐことが出来るかもしれません。

  • 補給する前後は歩く
  • 前半から歩きを入れて、胃に優しく移動することを意識する

ブレの少ないフォームを意識

トライアスロンではバイクやスイムと比較するとランニングが一番胃腸障害のリスクが高いと言われています。
これはランニングの動作によって、胃が揺れることが原因と考えられています。

上下運動の少ないフォームに改善することも、解決策の一つかもしれません。

消化サポートサプリ「CAE」で解決の可能性も

CAE(Catalyst Athlete Enzyme)は消化酵素をギュッと詰め込んだサプリメントで、消化能力が落ちているランニング中に大活躍してくれます。

↓これはCAEを使って片栗粉を溶かす(=デンプンの分解)実験です。
片栗粉にCAEを振りかけて混ぜると1分も経たないうちに液体に分解されています。

CAEの詳細はこちら

塩分不足による低ナトリウム血症の可能性も

あなたがもし”吐き気”に悩まされているのであれば、それは塩分不足による低ナトリウム血症の可能性があります。

低ナトリウム血症については下記の記事で詳しくまとめられています。

暑いウルトラマラソンの対策|低ナトリウム血症・マルチトランスポーター法

「塩分補給はしっかりやっている!」
という方も摂取量をみてみると全然足りていない可能性があります。
(塩分補給用のサプリは色々ありますが、成分を見てみると意外と塩分が入っていないことがあるので要注意です)

かくゆう僕も以前は、自分が塩分不足だという意識がありませんでした。
↓は小谷さんとレースの振り返りをしている動画です。

必要な塩分摂取量の計算方法については↓の記事にまとめられています。

朝練12kmでかいた汗の量|水分・塩分・カリウム補給の目安

まとめ

  • 胃薬をスタート前に服用し、胃酸の出過ぎを予防
  • 歩きも有効活用し、血液が筋肉に集中するのを防ぐ
  • 適切な塩分補給を行い、低ナトリウム血症を防ぐ
  • 消化サポートサプリCAEを活用する

レース本番に実力を100%発揮するためには補給も大切な要素となると思います。
ぜひ↓の記事もご参考に!

ウルトラマラソンの補給方法まとめ