カフェインは持久力アップのエビデンスが豊富な成分です。
そのためマラソン、トライアスロン、自転車競技などのレースで利用する人が大勢います。
カフェインを摂取するタイミングについては意見が分かれており、主に下記の2パターンにわかれます。
①終盤のキツいタイミングで使う
②スタート前から使う
前者は「疲れてきた終盤の方が違いを実感できる」という考えのようです。
私は個人的には後者の使い方をしています。
「レース全体を通じてのパフォーマンスを上げたい」という気持ちです。
以前、あるお客様からサロマ湖100kmウルトラでの経験談をメールしてくださいました。
「これまではレース終盤のキツくなったタイミングからカフェインを投入していました。
ただ、小谷さんの話を聞いてスタート前から定期的に摂取するという方法を試してみました。
すると、スタートから動きが好調で、レース全体を通じて良い走りができて大満足の結果でした。
これからもカフェインはスタート前から使っていきたいと思います。」
明確なエビデンスはないので、個人の好みに応じて①,②どちらの方法を選んでも良いと思います。
ただ、今回のお客様のように片方しか試したことがないという人は実験的にもう片方をやってみると新しい発見があるかもしれませんね。
ランナーがカフェインを使うメリットについてはこちらの記事に詳細を書いています↓
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