食事・サプリ・栄養学

消化吸収に関するクイズ

2020年10月2日

こんにちは。
ランニングショップHolosの小谷です。

今回は食べ物の消化吸収に関するクイズを作りました。
栄養学の知識の確認にぜひ挑戦してみてください♪

クイズに挑戦する

以下にクイズの解説を記します。
ぜひ回答してからチェックしてみてください。


Q1
人は食べ物を小さく分解することで体内に吸収できるようになり、栄養素をエネルギーや体の材料として利用することができる。この栄養を小さく分解していく過程を消化という。
→正しい

消化吸収のイメージを持ってもらいたいという考えから作りました。
食べるということは、いってみれば体の外部にあるものを体内に入れるということ。
体内への入り口は細胞レベルなので、食べ物も小さく分解していかないといけません。

アミノ酸は吸収が速いと言われますが、それはアミノ酸がタンパク質をバラバラに小さく分解したものだからです。

食べ物をよく噛むことは大事と言われますが、これはまず物理的に小さくして、更にその後の化学反応も円滑に進めるためなのですね。
よく噛むこと、とても大事です。

Q3
食べ物を食べると、アミラーゼやリパーゼなどの(  )が分泌される。その(  )によって食べ物の分解が進む。
→消化酵素

酵素(こうそ)ってよく耳にするけどなんだか実態の分かりにくいものですよね。
酵素は体内で働いている触媒(しょくばい)です。
触媒とは化学反応が起きやすくする起爆剤のようなものです。
体内では無数の化学反応が起きていますが、それらは酵素があることによって成立しています。

化学反応のうち、とくに食べ物の消化吸収に関わる酵素を消化酵素と呼びます。
噛む、食べ物が胃に入るなどの合図に応じて消化酵素が分泌されて食べ物を消化していきます。

Q5
消化に悪い食事や食べすぎなどが原因で未消化な栄養が腸内に入ることがある。このことについて"正しくない"ものを選べ。
→未消化なタンパク質などは腸内細菌のエサとなるので一概に悪いとは言えない

未消化なタンパク質は腸内環境の悪化やアレルギーなどの原因となるのでよくありません。
適量を適切なペースで食べる&よく噛むことで、消化吸収能力をオーバーしないようにすることが健康のためには大切ですね。

Q6
運動中は筋肉に血液が集中し、かつ副交感神経が活性化することから消化吸収能力が低下する。
→副交感神経ではなく交感神経

ランニング中は胃腸の機能が低下します。
レース中のエネルギー補給は重要ですが、胃腸の機能を超えた量を摂取すると胃腸障害で逆にマイナスの結果になってしまうリスクも。
胃腸障害→食べられない→ガス欠という症状に悩んでいる方はCAEのような消化をサポートするサプリがおすすめです。

Q7
食物酵素とは人の体から分泌するのではなく、食べ物自体に含まれている消化酵素のことを意味する。
例えば大根には食物酵素が多く含まれている。
天ぷらなどの脂っこい食事に大根おろしを添えるのは内臓の消化吸収の負担を軽減するという意味でも価値がある。
→正しい

大根以外にもパイナップルやキウイなどのフルーツにも食物酵素は含まれています。
食物酵素は加熱すると効果を失ってしまうので、生のまま食べることがポイントです。

-食事・サプリ・栄養学

© 2024 小谷修平のランニング講座 Powered by AFFINGER5