先日、近所のジムに入会しました。
今後の目標である24時間走以上の距離でより良い記録を出すために役立つと考えたからです。
前からジムはその時々の課題に応じて使ってきたのですが、今回はいつもより強く目的意識と実験的楽しみをもって再活用することにしました。
なぜ今更ジムに注目したのかというと、先月の神宮外苑24時間走で2位の井上選手がジムの環境を上手に使って結果を出した記事を読んだからです。
その時の井上選手の記事がこちらです。
やや難解かもしれませんが、2つとも良い記事なので興味のある方は是非読んでみてください。
要点だけまとめるとこんな感じです。
- 井上選手は11月の神宮外苑をターゲットにしていた
- そのためにリスクを負った練習をしていたところアキレス腱炎になってしまった
- 7月下旬~8月上旬頃に手術を行い、3週間の安静期間を経て痛みが回復してくる
- 9月上旬頃には30km程度ならジョギングを痛み無く走れるようになった
- このように一見困難な状況であったが、11月の大会では私を破って260km超の記録を出している
- その過程にはアキレス腱炎で走れなくてもジムでバイクやプールを上手に利用して体力を維持・向上させていたという努力があった
井上選手が安静にしていた8月、一方の私は「今年は結構走り込めたな」と手応えを感じていました。
それでも本番の11月では負けているのです。
私が井上選手と同じ状況だったら途中で諦めてしまっていたかもしれません。
(11月に大会なのに9月上旬でやっと30kmジョグができるようになったなんて)
この心の強さをみて「やっぱり井上さんは元世界チャンピオンだったんだよな」と私は納得したというか、再認識しました。
この井上選手の心の強さと考え抜いたトレーニングからは学べることがあると思います。
これが私がジム環境をトレーニングに取り入れようと思ったきっかけです。
そして、よく考えてみるとジムの活用は私の最近の課題意識ともマッチしていました。
私が目指しているのは24時間走以上の距離での記録更新です。
(2月に48時間走、4月に250km、8月に6日間走にエントリーしています)
48時間と6日間はわかりませんが、少なくとも24時間走で更に記録を出すにはジョギング速度の向上が欠かせないと考えています。
ジョギング速度の向上とは「より低い心拍数(運動強度)で速く走れるようになること」を意味します。
そのためには今回井上選手が狙ったように最大酸素摂取量、LT値の向上が欠かせません。
ちなみに糖質制限に適応した人はジョギングをしている時の心拍数が高くなる傾向があるらしい。
私もそれを感じていますが、その理由は脂肪の燃焼率が高まっているからと考えられます。
脂肪は糖質と比べて酸素原子の構成率が低いので、代謝するのにより多くの酸素が必要だからと思われます。
そういう意味では同じペースで走った時に心拍数が低い方が良いとは言い切れないかもしれません。
これは専門的で多くの方には無視して良い情報なのでお気になさらず。
という訳で本格的にジムトレーニングをスタートします。
糖質制限と同様に情報収集をしつつ自分の体で試して感じたことを今後アップできればなと思っています。
現在検討しているメニューは下記の通りです。
- バイクでの高強度インターバル
- 有酸素運動の時間を延ばすためのバイク、クロストレーナー(ジョギングでの距離を減らすことで故障予防に)
- 下肢の筋トレ(反復回数5回程度の高負荷)
ランナーがバイクを活用した事例としてこちらの本も参考にしています。
ランナーがマラソンのレベルアップのためにバイクを使う時のポイントなど参考になりました。
(この本で紹介している方法は走った距離を減らした分、バイクトレーニングの時間も増えています。
練習時間が激減するという意味の「超効率」ではありませんのでご注意を。)
私はまだバイクに関して知識が少ないのでこれから更に勉強していこうと思っています。
おすすめの情報源などありましたら気軽にコメントいただけると嬉しいです。
結果がどうなるかわかりませんが、新しい試みはワクワクしますね。
続編をお楽しみに♪
↓関連して、以前紹介したお客様の成功事例です(ジムのバイクでタバタ式トレーニング)。