「毎日の練習で目的意識を持つことって大事だよなぁ」と最近つくづく思います。
『PEAK 超一流になるのは才能か努力か』という本で紹介されていた話ですが
「ほとんど同じトレーニングをしているアスリートでもパフォーマンスには大きな差がある。
その違いを生んでいるのはトレーニングのときの意識の違いだった。」
とのこと。
マラソンでいえば、ただ設定したペースと距離を頑張って走るのではなく
- どんなフォームで走るのか
- この練習でレースに向けてどんな能力を鍛えたいのか
- 全体のトレーニングプランの中で今日はどんな位置づけなのか
などを考えて走るということです。
(上記は一例で、他にも様々なことを意識できると思います)
56歳になった今でも自己ベストを更新し続けている新澤コーチ(ウルトラプロジェクト代表)も先日のセミナーで目的意識を持つことの重要性を話されていました。
私の場合は今はもっぱらランニングフォームを意識して走るようにしています。
どんな動きが良いのかを走りながら探って、良い感触があったらその再現性を高めていくという繰り返しです。
最近は主に接地した時の支持脚の膝の伸展角度に改善余地がありそうだと仮説をもって色々と試しながら走っています(先日のこちらのライブでもご紹介しました)。
ちなみに最近のランニングフォームはこんな感じです。
昔の私の走り方を知っている方なら、別人のように見えるのではないでしょうか。
ランニングはただ頑張って走るだけになると単調になりがちです。
「もっと良い動作を身につけよう」という気持ちで練習すれば毎日の練習を新鮮な気持ちで走ることができて、より楽しくなると思います。