小谷のブログ

7月の振返りと8月の目標

今日は7月のトレーニング・食事関係の反省(振返り)と8月の計画について書いていこうと思います。

ところで『白紙効果』という言葉を聞いたことはありますか?

これは心理学の用語で
「週明け、月初、年始などのキリの良いタイミングでは前向きな気持ちで新しいことに取り組みやすい」
という人間の傾向を表したものです。

例えば大学のフィットネスセンターの利用状況を調べた研究によると、学生がジムを利用する割合が

  • 各週の始まり:33%増
  • 月の始まり:14%増
  • 新学年の始まり:47%増

と増えていたそうです。

こういうキリの良いときって気分がリフレッシュされて「今日から頑張るぞ!」という気持ちになること、ありますよね?(私はよくあります)

ちなみになぜ白紙効果という名前がついているのかというと、上記のようなタイミングで私たちは自分が白紙の状態だと感じるからだそうです。

つまり「過去の失敗はすべて過ぎ去った過去の自分であり、今日から始まる新しい自分ではない。新しい自分は同じような失敗はおかさないはずだ。」と感じるのです。

自分のモチベーションを高めるのにこのような節目のタイミングを活用しない手はありません。

ちょうど今日(8/2月曜日)は8月がスタートするタイミング、週がスタートするタイミングです(私は週の始まりが日曜ではなく月曜のタイプ)。

今日から始まるまっさらな自分への期待感を感じつつ、7月を振り返って、それを踏まえて8月の目標を立てていこうと思います。


7月のトレーニング集計

(クリックで拡大)

心拍ゾーン

月間走行距離:449km
有酸素運動の時間(バイク含む):47時間40分

上のグラフの色付き棒グラフは運動時間を心拍ゾーン(心拍数を5段階に分類したもの)に分けて積み上げグラフにしたものです。

7月のトレーニングは全てが呼吸が楽ちんなジョギングでした(高い心拍数は時計のエラーによるもの)。

糖質制限を再開したばかり(今日の段階で45日目)なので、スピード練習は禁物。
糖質が少ない状態でもゆっくりなら長時間運動できる体作りに徹しました。

ランニングインデックス

ポラールの時計にはランニングインデックスという有酸素運動の能力の指標があります。
(より速いペースをより低い心拍数で走れるほど数値があがる)

暑さなど条件が悪化しているにも関わらず着実に成長していることが確認できます。
順調です。

休息日なし(31日連続トレーニング)で調子が良かった

7月は31日間、毎日トレーニングしていました(大雨が2回あり、そのときはスピンバイク)。

それで気づいたことは今の私の場合は「レストを入れないで毎日ある程度体を動かした方が心身ともに調子が良いかも」ということです。

本当なら週に1,2回は休息日を作ってメリハリのあるトレーニングをした方が良いと思うのですが、今の私の場合は

  • 在宅ワークということもあり日常の活動量が少ない
  • ある程度の運動は精神的にプラスでそれが生活全体のバランスを整え好循環を生んでいる
  • 6月上旬までトレーニングをサボりがちだったので、運動の習慣化が大事な時期である(習慣化には運動の実施頻度が大事)

という点があるので「毎日トレーニング」が効いている気がします。

実力がついてきて「もっとメリハリのあるトレーニングをしないと強くなれない」という段階になってくると休息日の入れ方が変わってくるのだろうと思います。

成果を焦らずじっくり体を作るという意識が良かった

7月も中旬になると週間の運動時間が10時間を超えるようになりました。

いつもならこれくらい走れると調子に乗ってしまうのですが
「成果を焦らずにじっくり少しずつ負荷を高めていこう」
と自分に言い聞かせ続けてきました。

結果としてトレーニングの継続性が高まり、生活全体のバランスも崩さなかったのが良かったです。

常にある程度の肉体的な余裕があり、精神的によく自分をコントロールして上機嫌でいられる時間が長かったです。

少食と短眠の関係を検証していきたい

この7月は私の中で驚いたことがありました。

「食事の量を制限すること(あるいは消化吸収の負担を減らすこと)で睡眠時間が少なくても大丈夫な体質になる?」

という仮説が生まれたことです。

この件については以前こちらのブログでも書きました。
食べる量を減らしたら短眠でも元気になり、調べてみると同じ経験をしている人が一定数いるという話です。

食事法で短眠(ショートスリーパー)になるのか?

まず、この1か月間で私に起こっていた出来事についてお話しします。 1か月前から糖質制限の食事を再開しました。 実は今年の2~6月にかけて、糖質制限をやめて普通の食事をしていました。 糖質制限をストップ ...

続きを見る

その後の経過としては、短眠化してから食事の量を以前の水準まで増やしてしまいました(トレーニング量の増加に伴いエネルギー不足を心配したため。あと、単純に美味しいものに囲まれているため笑)。

食事量を増やしてもすぐに睡眠時間が増えることはありませんでした。

ただ、3週間くらい食の甘え(あくまで量が増えたというだけですが)があって、徐々に睡眠時間が増えている傾向は実感できました。
(とはいえ、まだときどき4時間半くらいの睡眠になる日が出てきたというくらいで、以前と比べるとまだ短眠です)

今の状態を整理すると以下のような感じです。

  • 少食を1~2週間くらい継続すると短眠になるのかも
  • 食事量を戻すと睡眠時間も元の水準に戻っていくのかも
    (すぐにではなく徐々に戻る)
  • 食事量を増やして睡眠時間が増えても体の調子が良くなるわけではない
    (少なめの食事で睡眠時間が短かったときの方が調子が良かった気がする)

今後の検証として

  • また少食にトライしてみて、睡眠時間がまた短くなるのかを確認したい
  • 少食短眠のときの体の調子を再確認したい
  • 少食を習慣化するための仕組みを試行錯誤してつくりたい
    (現状では食欲を抑えるのに自制心が必要だったり、実行するのに困難さをまだ感じるため)

と考えています。

人体実験をして可能性を探求していくのは楽しい!

8月のトレーニング計画

7月が総じて順調だったので8月もそれをキープしていきたいと思います。

「少しずつ着実に成長」を心がけて月450~500kmくらいの走り込みを継続。
時間的な余裕があれば補助トレーニングとしてヨガを増やしたいと思います。

そして何より生活全体のバランスを崩さずに毎日を元気に上機嫌で過ごすことが目標です。

何だかんだいって「楽しく元気に」が一番。

読者のみなさんも良い8月になりますように!
(まだやっていない人はぜひ7月の内省と8月のワクワク計画を立てましょう♪)

-小谷のブログ

© 2024 小谷修平のランニング講座 Powered by AFFINGER5