Lカルニチンは走る直前でも効くのか?

Lカルニチンは走る直前でも効くのか?

先週はヘルスフードエキスポに情報収集に行ってきました。健康食品やサプリメントなどの展示会です。

主宰は食品化学新聞社。食品化学新聞なる新聞を発行している会社です。

食品化学新聞

何かランナーの役に立ちそうなものはないかなと探していたらまだあまり流通していなくて面白そうな素材が結構ありました。カルニチンやアスタキサンチンなど既に知られている商品も工夫次第でもっと安く提供できそうだということも判明。誰か私と一緒に新商品の開発&投資をしてくれる人いないですかね。(いたら是非お問合せよりメッセージください!)

今回あるブースで研究者の方と話していて面白かった話題を1つ紹介します。「Lカルニチンに即効性はあるのか?」についてです。

そもそもLカルニチンとは何かというと、ミトコンドリアに脂肪酸を運搬する際に必要となる物質です。ミトコンドリアは細胞のエネルギー工場(発電所)のようなものです。走るにはこの発電所を稼働させなければいけません。脂肪酸は発電するための燃料にあたります。つまり、Lカルニチンが豊富にあれば発電所に燃料をきちんと供給できるのでランニングのパフォーマンスが上がるということです。卓越した持久系アスリートは細胞内のLカルニチンが多いということも分かっています。

今回の私にとっての発見は何か。私はLカルニチンは日常的に継続的に摂取しないと効果が薄いと思っていました。Lカルニチンが機能するまでには小腸で吸収され血液に乗って細胞に運ばれ細胞内濃度が十分に高くなる必要があると考えられてきました。(私が見てきた実験も長期摂取のものだけでした)

しかし、今回知った新しい実験によると、摂取から4時間程度でも脂肪燃焼を優位にしているということが分かったようです。これが真だとすると、大会のスタート前にLカルニチンをとることが有効と言えそうです。レース前によく飲まれるスーパーヴァームにもLカルニチンが入っています。「こんな直前で効くのかな?」と思っていましたが、肯定派に転身しそうです。(ちなみに実験では750mg摂取、スーパーヴァームは200mg含有と量の違いはあります)

開発中の新サプリメントにもLカルニチンは入れる予定です。現在試作品を製造中。こちらの実験台になりたい人、近日募集を開始予定ですのでお楽しみに。