ランニングウォッチ|ポラールの「Vantage M」を使い始めました

先日ランニング用の時計を買い換えました。
新しく買ったのがPolar(ポラール)のVantage Mという時計です。

使い始めて2週間ほど経ったのですが、「良い買い物ができた」と今のところ満足しています。
今日はこのVantage Mを使った感想をご紹介します。

ランニングウォッチを買う前に求めていたこと

今回新しいランニングウォッチを買うことになったきっかけは5年ほど前から使っていたガーミン(ForAthlete 630J)のバッテリーが悪くなってきて交換しようと思ったことでした。
電池交換について調べてみると15,000円かかるということで、「それなら買い替えの方が良い商品があるかも」と色々と調べ始めました。

購入にあたっては「自分が時計に何を求めているか」を整理することからはじめました。
最近の時計には色々な機能がありますが、私はあまり使いこなしておらず、シンプルに次の項目を満たせば良いと考えました。

  • GPSで距離の計測ができること
  • バッテリー時間がGPS使用で30時間以上あること(最長で24時間使用するとして、余裕をみて30時間くらいほしい)
  • 心拍数が計測できること(以前の時計は計測するときは胸ベルト着用でした。今回は必須ではないですが、手首計測もあったら試してみたいという気持ちでした。)

上記が最重要な項目で、あとは軽量で装着感の良い(走っていてストレスのない)ものだと良いなという気持ちでした。

この条件で調べてみたところ「Vantage M」と「SUUNTO 3」あたりが候補になりました。
候補を絞った後はそれほど論理的ではなく、直感的に欲しいと思ったVantege Mを買いました。
(ブログやアプリなどの印象から個人的にポラールという会社が気に入りました)

基本的な機能や性能についての評価

GPSの精度について

GPSの精度は問題なく、きちんと正しく距離を計測できています。
一部のレビューではGPS精度が悪かったとの意見もありましたが、私が使用している分には正確です。

GPS精度についてはトライアスリートの八田さんのこちらのnoteがわかりやすく参考になりました。
結論的には「新しいモデルを買っておけば、だいたい正確」
ランニングウォッチを選ぶ際におすすめの記事です。
『GPSウォッチの選び方 〜性能はメーカー不問、「最新モデルか」でだいたい決まる』

バッテリーの持ちは十分

Vantage Mのバッテリー持ち時間はメーカー情報によると
・高精細GPSを使いつつ
・手首で心拍数を記録して
30時間とのこと。

まだ30時間ぶっ続けで使用していないので確認していませんが、普段のトレーニングでは十分に余裕があります。
毎日2時間くらいトレーニングしつつ、1日中継続的に心拍数を記録していっても3-4日くらい持ちます。

「競技時間が24時間を超えるような大会でGPSを使いたい」という人以外はストレスなく使えるバッテリーだと思います。

手首の心拍数計測は手軽に続けられて良い。精度も満足

手首の計測は胸ベルトに比べると精度が落ちたり、反応が遅いというデメリットがあります。
一方で胸ベルトは圧迫感がストレスだったり、洗濯して毎日着用するのが面倒で続かないというデメリットがあります。

私は個人的には手首計測の手軽さのメリットの方が大きく感じています
普段のメインの練習はそこまで動きが激しくなく、手首からの計測でも十分な精度で心拍数を把握できています(動きが激しいときは誤差が大きくなりやすい)。

スピード練習のときもそこまで誤差は大きくなく、主観的な強度と合わせて判断すればトレーニングゾーン(*)を間違えることはありません。
*狙った練習効果を出すためのペースの分類

練習の度に心拍数をベースにトレーニングの効果を表示してくれるのは初心者の人にとってはわかりやすいですし、練習の励みにもなりますね。

トレーニング効果の説明画面

45gと軽くて装着感よし

Vantage Mは45gとGPS時計の中でも軽い方です。
私は睡眠チェック(後述)のため、お風呂以外は1日中着けているのですが、走っているときも寝ているときも着用のストレスがありません。
(睡眠時は最初は「ややリラックスできないかな」と心理的な抵抗があったのですが、実際には時計をつけても良く寝られました)

ベルトのサイズはSとMの2つがあるのですが、私はSを選びました。
私の腕周りのサイズは15cmくらいです。
最初は少しベルトが短くて着けにくいかなと思ったのですが、徐々にベルトが柔らかく馴染んできて、今ではストレスなく着用できています(むしろ余りがなくコンパクトに収まって良い)。

Vantage Mで良かった点

睡眠チェック機能「Nightly Recharge」が嬉しい

Vantage Mには睡眠の質と量から回復度合いを総合判断する「Nightly Recharge」という機能があります。
自律神経の動きなどから睡眠を評価しているようです。
主観的な感覚とも一致することが多く、睡眠スコアが高い日は意欲を感じますし、睡眠スコアが低い日は体の重さを感じることが多いです。

睡眠スコアとして可視化されることで、良い睡眠がとれるように生活リズムを反省する機会が増えたのは良いことだと思います。
また睡眠スコアが悪かったときも
「疲れたなりに頑張ろう」
「今日は少しペースや距離が落ちても仕方ない」
と思えて、結果的にその体調なりに良い1日になるよう行動できることが増えました

1日を可視化できるのが楽しい・トレーニング以外の日常の時間も健康意識が高まる

Vantage Mはトレーニング時以外にも日常生活での心拍数を継続的に記録することができます。
そのデータをアプリでみることができるのですが、自分の1日を可視化することができ見ていて楽しいです。

こちらは私のある1日の活動ログ。
朝と夕方のトレーニングで心拍数が上がっています。

私は基本的に在宅勤務のデスクワークなので、トレーニング以外の活動量が少ないという特徴があります。
トレーニングがお休みの日もある程度体を活動させた方が睡眠の質を高めたりする効果があります。
アプリで1日をトータルで振り返ったり、時計に表示されているその日の活動量をチェックすることで、トレーニング以外の時間でも健康への意識を高めることができました

「健康に気を使おう。体を動かそう。」という気持ちのスイッチを入れるトリガーを時計のような頻繁に目にするところに埋め込むことで無意識のうちに良い行動をとりやすくなると思います

アプリのポラールフローが見やすく・使いやすく・やる気が出る

トレーニング記録アプリにはstrava、ガーミンコネクトなど色々なものがありますね。
私もいくつか試してきたのですが、ポラールのポラールフローという記録ツールはこれまで使ってきたものの中で断然一番好きです。

・見やすい
・使いやすい
・やる気が出る
と3拍子揃っています。

アプリの好みは個人差があると思いますので「誰にとってもポラールフローが一番ですよ」とは言い切れません。
ただ、アプリの使用感で気持ちのノリというかモチベーションがこんなに変わるんだということには驚きました

見やすくて使いやすいとアプリをよくチェックするようになります。
チェックすると過去を振り返ったり、もっと成長したいという気持ちがわいてきます。
ポジティブな気持ちは良い行動につながります。

マイナス面

まだ使い始めて2週間ほどですが、現状では大きな不満点はありません。

しいていえばアプリにあるプログラム(トレーニングメニューを提案してくれるもの)が私のレベルにあっているものがないという点でしょうか。
ただ、これは他のメーカーでも同じだと思いますので仕方がないと思います。
(週の運動時間が7時間以下くらいの人ならプログラムも問題なく使えると思います)

あとは、これも大した問題でもないのですが、サイトの日本語やや不自然だったり、アプリ内のブログが英語だったりというところ。
初めてポラールの製品を買おうという人には少し不安に感じてしまい、他社メーカーに流れてしまいそうだなと感じました。
ただ、実際に使う分には問題にはならないと思います。

まとめ

  • 現状の総合評価としてはとても満足している
  • GPS、心拍数、バッテリー持ちなどの基本的な性能はOK
  • 睡眠チェックや1日の活動量のチェックができてトレーニング以外の時間の意識も高まった(そして、その効果はとても自分にとって大きいと感じている)
  • アプリ(ポラールフロー)が良い。毎日チェックしたくなり、気持ちが盛り上がるというのはトレーニングを楽しく継続するうえで大事な要素だと思った。