食事・サプリ・栄養学

「サプリは医学的には効果がない」というお声への考え

先日、お客様からこのような質問をいただきました。

医学的には「サプリは効果がない」との結論が出ていますが、それでも小谷さんがサプリを販売されている理由は何ですか? 本当に効果はあるのでしょうか?
仮にプラセボでも効果があれば良いとも思いますが。。。

今日はこちらの質問への回答を考えていきたいと思います。

状況や服用法など、場合分けして考えることが大切

まず、前提として「サプリには効果がある」というエビデンスもあれば「効果がない」というエビデンスもあります。

エビデンスは前提条件(被験者は誰か、実験の期間や方法、何を計測して効果の有無を判断するのか、研究者の利害関係など)によって結果が変わりうるものです。

よって「サプリは全て医学的に効果がないと証明されている」と言い切るのは乱暴すぎるように思います。

「サプリは全て、、、」と大きなくくりでまとめてしまうのではなく
「○○なケースなら××な効果がある可能性がある」というように場合分けして考えることが大事だと思います。

私がサプリを開発するときは、そのように場合分けして考えた上で、効果があると思われる成分を配合するようにしています。

サプリとエルゴジェニックエイドの違い

また、サプリ=「足りない栄養を補助する食品」という意味で用いられることが多いのですが、私が開発しているものの多くは、厳密にはエルゴジェニックエイドと呼ばれるものです。

エルゴジェニックエイドとは「運動能力の向上が期待される物質・成分を含むもの」であり、「日常で不足する栄養素を補充するもの」ではありません。

ややこしいですがHolosのサプリは、一般的な意味のサプリ(不足を補う)というよりはエルゴジェニックエイドととらえていただいた方が良いと思います。

エルゴジェニックエイドの中にも効果の確実性(エビデンスがどれだけそろっているか、効果を生むメカニズムがどれだけ解明されているか)によってレベルがあります。

オーストラリアスポーツ科学研究所(AIS)はエルゴジェニックエイドのレベルをランキングしているのですが、その中のグループAに分類されるものは
「科学的根拠に基づいた摂取方法でかつ特定の状況においてはその効果が期待できる」
と認められたものです。

グループAに含まれる成分には例えば

  • スポーツドリンク
  • マルチビタミン・ミネラル
  • カフェイン
  • 炭酸水素ナトリウム
  • クレアチン

などがあります。

上記成分はどれも「誰が飲んでも、どんなスポーツでも強くなる」というような万能薬ではありませんが、特定の状況下で正しく使えば、高い確率で効果が保証されているものです。
これは「サプリは効果がない」という主張に対する反証となります。

まとめ

今日の話をまとめると

「サプリは全て効果がない」のように大雑把に考えるのではなく、「特定の状況下で正しい使い方をしたらどうなのか?」と場合分けして考えるとチャンスが広がるかも

というところでしょうか。

これからもエビデンス、実際に使った声をヒントにしつつHolosならではの商品開発をしていきたいと思います。

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