こんにちは。
ランニングショップHolos店長の小谷です。
2か月くらいお留守にしていた「ヤツ」が戻ってきました。
急激な速度で戻ってきました。
走ること、トレーニングへのモチベーションが。
モチベーションが復活した理由
大会が中止になり、モチベーションが一気に低下していた私。
1か月前のブログでも書きましたが、17日間ランニングをしない生活を送っていました。
前の記事でも触れたように走ることからいったん離れることで、強い体が生む幸福感や成長していく感じが私にとってはとても大切であると実感し、トレーニングを再開しました。
とはいえ、大会があったときのようにメラメラと燃えるようなやる気には至っていませんでした。
再開した4/15からも細々と運動を継続しているだけという感じ。
しかし、ある本を読んだことがきっかけとなり、心のエネルギーが再燃をはじめます。
『実践版GRIT やり抜く力を手に入れる』という本です。
この本は「困難を乗り越えて何かを成し遂げるにはどうしたら良いか」ということがテーマです。
とても刺激を受けた言葉を引用します。
難しく、やりがいがあり、ときには苦痛を伴う何かを成し遂げたときに初めて、私たちは誇らしい気持ちで気分が高揚するのを感じ、自分の能力や将来に対する自信と希望を高めることができるのだ。
思わず読んだ瞬間に手帳に書き写してしまった一文です。
豊かな人生のためには困難な道を選び、ハードワークを乗り越えないといけない。
簡単でスグに手に入るものには人は価値や幸せを感じられない。
この価値観は私のこれまでを振り返っても腑に落ちるものでした。
過去に手にした誇らしさや、1日を振り返って「ヨシッ!」と思うのは、怠惰な自分を克服して努力して手に入れた成果でした。
例えばこちらの写真の2013年の24時間走世界選手権(私は後列左3番目)。
月間1000km以上の走り込みや4日で400kmの旅など今では考えられないハードワークの末に手に入れた勲章のような経験でした。
ちなみに、この大会でサポートをしてくれた友人が当時レポートを書いてくれました。
『世界選手権inステーンベルゲンのレースレポート』
この記事はいつ読んでも胸を熱くさせてくれます。
心に火をつけたい人はぜひ読むと良い。いや、読むべきだ!
↑好きな作家の表現
このときのように目標に没頭する日々を取り戻したい。
そんな感情がフツフツと湧いてくるのを感じました。
モチベーション、再来!
練習量も徐々に回復 糖質制限も再開
ここ3週間は徐々に練習量を増やしています。
スピンバイクも購入してクロストレーニングの量も増やしています。
今はウォーキングや自転車こぎなども組み合わせて、疲労を蓄積しない範囲で有酸素運動の時間をできるだけ長くするように意識しています。
(↓先週の練習メニュー一覧)
https://www.facebook.com/RunningShopHolos/photos/a.1741887459439533/2297192517242355/?type=3&theater
また、食事面では糖質制限を5/9から再開しました。
(ちなみに約7週間、糖質制限を中断する期間がありましたが、「空腹でも動ける感覚」はそれなりにキープできていました)
奥さんは一緒に外食ができなくなることを残念そうにしていましたし、私も食の楽しみは減ってしまいます。
それでも、自分のわがままで、自分のために糖質制限を再開する決意をしました。
(ただ、今回は毎週日曜の1食分だけは糖質を食べてもOKにしようと考えています)
次の目標は...
こうして1冊の本をきっかけに「やるぞ!」となりましたが、そうなるとやはり目標が欲しくなります。
そこで次の目標を決めました。
8/25(32歳の誕生日)に『真夏のエネルギー無補給100kmトライアル』を実施します。
この目標を定めた理由は
・今の状態的に過酷なトライアルの前に準備期間を3か月くらいはとりたい
・(開催未定ですが)本命となる24時間走が秋以降に開催されたとしてもスムーズに移行できる
・ファットアダプト(脂肪活用能力)の向上をテストできる
ということ。
以前も100km無補給はやったことがありますが、快適な環境でペースもゆっくりでした。
糖質制限も6週間ほど中止していたので、脂肪活用能力を取り戻すという観点でもちょうど良いくらいの困難さかと考えています。
コースや制限時間、補給のルール(電解質や水分の補給はOK)などの詳細はこれから決めていきます。
目標達成のためのプラン
目標達成のための体作りはざっくりとこんなことを主軸にしようと思います。
- 7月末まではゆっくりペースで長く動く練習をして4月のブランクで抜け落ちた基礎体力を取り戻す
- 効率的な動作を習得するためにヨガなどを通じて柔軟性や体の使い方を改善する
- 糖質制限を継続して食事の面からも脂肪活用能力を高める
今回のチャレンジの経過で感じたことや、取り組みの参考にした理論の紹介などはブログやYouTubeで随時紹介していく予定です。
ちょうど先日、スタッフの川尻君も
「大会以外の目標に向かって挑戦したい」
「その過程で学んだことなどをシェアして役立ててもらえないか」
と言っていたので、二人のチャレンジ企画として今後発信できるかもしれません。
私たちのチャレンジで他の方のモチベーションにもプラスに影響していったりしたら素敵だなと。
そんなことを考えながら最近は体を動かしています。