この記事では7月に発売予定の新商品『Catalyst Spirits』(スポーツ・アダプトゲン)について
- なぜこの商品を開発しようと思ったのか
- 商品化されることで、お客様にどのような価値をもたらしうるのか、どんな方に使ってほしいのか
- 既存のCatalystサプリとの違いや使い分け
についてご紹介したいと思います。
なぜCatalyst Spiritsを開発しようと思ったのか
私は「市民ランナー向けのサプリ開発者(仕事)」としての立場と「現役の市民ランナー(プライベート)」としての立場があるのですが、そのどちらにおいても
「ランナーがより良い記録を出せるような商品が欲しい」
という気持ちが常にあります。
そして、これまでに8種類のサプリと1つのアイテム(スポーツネックレス)を商品化してきました。
スポーツショップにいくと、山ほどの種類のサプリがあり、サプリ(栄養)を使ったランナーの能力開発にはもう開拓の余地がないようにも感じられます。
そういう状況でもさらに一歩先のレベルに到達する可能性を拓くためには、これまでにない新しいアプローチが必要になると思っていました。
そして考え付いた1つのアイデアが「中枢性疲労に特化したスポーツ用サプリはまだ他にないのではないか」というものでした。
中枢性疲労は「脳が作り出す疲労感」のこと。
激しい運動によって体が損傷しないようにするための人間に備わった安全装置のようなものです。
『火事場の馬鹿力』という言葉がありますが、これも普段は脳がリミッターとして働いているので本来の力が発揮できていないことを示す言葉です。
実験的にも中枢性疲労の存在は認められています。
疲労困憊して「もう筋肉が動かない」と言っている人の筋肉に電気刺激を与えるとまだまだ元気に動くことがわかったのです。
(つまり、疲労による筋力の低下は、筋肉だけに原因があるのではなく、脳からの指令が弱まっていることにも原因があったということ)
既存のサプリで使われている中枢性疲労に効く成分として、カフェインがあります。
ただ、カフェインの効果は一時的な興奮によるもので持続しません。
レース当日にカフェインでパワーアップするのは良い考えだと思いますが、そうではなく日常的に栄養摂取することで中枢性疲労に対する耐性を少しずつ高めていき、良い練習を継続して着実に実力をつける。
(つまり、一時的な興奮でなく、きちんと実力として中枢疲労耐性が身につくようにする)
そんなサプリがあったら、今までよりもっと強くなれるのではないかと仮説を立てました。
(そして、モニターテストで「カフェインサプリのCNCより効いた」とそれを裏付けるような回答もいただけました↓)
これまではCNC(カフェインのサプリ)で集中力をサポートしていましたが、CNCよりもCatalyst Spiritsの方が効力が良く感じた。走る上でもうひと踏ん張りが継続できた。
栄養成分について網羅的に調査したところ、中枢性疲労にはハーブが実績を上げていることがわかりました。
アダプトゲンといわれるハーブ類は精神的、肉体的ストレスに対する抵抗性を高めることが知られており、メディカルの分野で活用されていたのです。
そのアダプトゲンの中には「長距離走のパフォーマンスが上がった」「最大酸素摂取量が上がった」などのランナー的に嬉しいエビデンスのあるものもありました。
そこで「中枢性疲労だけでなく、そういった身体的要素のエビデンスもあるアダプトゲンをブレンドしたサプリ」という構想ができました。
その後は、想定した効果がきちんと望めるのか実際に試作品を作ってテストしました。
合格点(使った方の70%以上がお金を払ってでも買いたいと思うクオリティにすること)に達したので、製品化する運びとなりました。
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【発売決定】スポーツ・アダプトゲンの実験結果
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お客様にどのような価値をもたらしうるのか、どんな方に使ってほしいのか
Catalyst Spiritsは
- 中枢性疲労に対するエビデンスのある成分
- VO2max、長距離走のパフォーマンスにエビデンスのある成分
- (メディカルの分野で)精神的ストレスにお悩みの方が平常心でいられるように使われている成分
をミックスしたものです。
なので
「心が折れずに粘り強く走れるようになりたい」
「長距離走で記録を出したい(トラック競技からウルトラマラソンまで幅広い距離で良いと思います)」
「仕事がハードなときでも冷静に判断ができるように。前向きな気持ちでいたい」「仕事のパフォーマンスを上げたい」←モニターテストでは仕事へのプラスを感じた方が多かったです
という方にはぜひ試していただきたいです。
仕事はハードで時間におわれる毎日ですが、冷静に判断・行動が出来るようになった。
ネガティブな思考をしなくなった。ランニングもいつもなら気持ちに負けて足を止めてしまいがちな自分も、まだ行ける、もう少し走ろうという気持ちがわいてくる。
既存商品との違いや使い分けについて
すでにHolosの商品をご利用のお客様は既存商品とどう使い分けるのかが気になるところだと思います。
既存商品に単純に追加で使用してもOK
今回のモニターテストでは既存商品(CCP、CC)をご利用中の方に、使用中のサプリに追加する形で使用していただきましたが、それでも効果に満足されることがわかりました。
栄養素の機能的にも効果がバッティングするとは考えにくいので、予算に余裕のある方は現在お使いの商品に単純に追加する形でCatalyst Spiritsを使用していただいても問題ないでしょう。
CCPは長い距離、Catalyst Spiritsは短い距離により強み
また、「記録を出したい方におすすめ」という点ではCatalyst Cardio Performance(CCP)と似ていると思います。
単純化して使い分けるとしたら、Catalyst Spiritsの方がより短い距離向け、CCPはより長い距離向けというところでしょうか。
というのも、CCPは特に脂肪燃焼による体内の糖質エネルギー温存効果を実感する方が多く、その効果はフル、ウルトラ、アイアンマンなどのより長い距離になるほど記録に影響しやすくなるからです。
一方でCatalyst Spiritsの中枢性疲労はトラック競技のような短い種目から有効ですし、他の効果のVO2maxもしかりです。
トラック~フル(特にフルをスピードレースと考えている人) → Catalyst Spirits
フル(特にフルを長い持久力レースと考えている人)~ウルトラ → CCP
とすると良いかなと現状では考えています。