小谷のブログ

「老化は一方通行じゃなかった」12年越しに気づいた話

2026年9月19日

こんにちは。
ランニングショップHolosの小谷です。

「凄いっ! 白髪が本当に一本も無くなってるじゃん!」
興奮したように妻が言いました。

これは今週の水曜日の出来事です。
新しいテキスト『オートファジー・ランニング』の原稿が完成し、印刷して妻に読んでもらいました。

妻は原稿のある部分を読んでいました。

線虫やマウスを使った動物実験では、オートファジーを活性化させた個体の寿命が延びたという報告が、複数の研究グループから出されています。

細胞の中で古くなったタンパク質やミトコンドリアが解体・再生されるサイクルがきちんと維持されることが、若々しい細胞の状態を保つ一つの鍵かもしれない——そう考えられているのです。

ハーバード大学のデビッド・シンクレアは、著書「LIFE SPAN」の中で、老化を「治療可能な状態」として捉え直す視点を提示しています。
細胞の質管理システムであるオートファジーは、その中でも重要な役割を担う仕組みの一つとして位置づけられています

(中略)

私はこの可能性に希望を感じています。
「老化は一方通行で、後戻りはできない」——そう思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし近年、その前提を揺るがす研究が、いくつか報告されています。

一つは、ストレスと白髪の関係を調べたコロンビア大学の研究です。
研究チームが一本一本の髪の毛を高精度でスキャンし、色の変化を丹念に調べたところ、白髪になった髪が、ストレスの少ない時期に再び黒髪へと戻っていく例が確認されました。
ある参加者では、休暇中に複数の髪が同時に黒髪へ戻る様子も観察されています。

老化に伴う変化だと思われていたものが、環境が変われば後戻りしうる——この研究は、そのことを示す象徴的な例だといえるでしょう。

ふと妻があることに気付きました。
「そういえば、修君(私のこと)も昔と比べて白髪が目立たなくなったような...」

妻から「原稿、読み終えたよ」と声をかけられてリビングに向かうと、グルっと一周、私の頭をまじまじとチェックし始めました。

「凄い! 本当に一本も白髪が無くなってる! 前の家に住んでた頃(5年前)は探さなくても白髪が見つかったのに!」

こう言われて、私も初めて自分に起きた若返り現象を自覚しました。


私が人生で初めて老化を気にしたのは26歳ごろだったと記憶しています。
大学院を卒業してフィットネスクラブを運営する会社で働き1~2年経った頃でした。

ある日、鏡を見ると自分の顔に「ほうれい線」の後がついていることに気付いたのです。
それまで老化なんて自分とは全く関係ないことだと信じていた私に現実が突き付けられたのでした。

ネットで調べて、目立たなくする方法を探し、初めて男性向け化粧品を買いに走りました。

しかし「少し目立たなくなったかな...」くらいの変化しかありませんでした。
ショックを受けながらも「自分もそういう年になったんだよな」と加齢に折り合いをつけていくということを学びました。

再び老化と強く向き合うことになったのが、5年ほど前です。
仕事での苦労(コロナ禍でランニング業界も大変でした)、移住、初めての育児など、今思えば大変な時期でした。

妻が言うには、そのころの私は、白髪が目立ち(探さなくても見つかる)、肌の艶も今より悪くて、ほうれい線も目立っていました。

私自身の気持ちとしても「33歳になり、子供もいるような歳になったのだから、こういうものだろう」と諦めというか、化粧品を買いに走った昔のようには抵抗しなくなっていました。
同年代と比較したら体力もあるし、体型も維持できていると自分を肯定していました。

そして、5年経った今、再び老化というテーマが私の人生で表面化してきたのです。
しかも、これまでとは逆の「若返っている」という妻からの指摘で。


こうして文章を書きながらも、これは胸の熱くなる展開といいますか、早く読者の皆さんに感動をシェアしたいというインスピレーションが湧いている状態です。

今日時点の私(38歳)は、白髪が一本もありませんし、肌の艶も5年前より良くなっていますし(妻からの客観的評価)、今朝鏡で確認しても12年前に気にしていたほうれい線が完全に消えています。

もちろん、これ以外のところでは老化が進行している部分もあるはずですし、「若返ったのではなく、単にストレスが減っただけでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。

それでも、やはり私としては、ここ数年取り組んできた生活習慣の改善がこのような嬉しい形で現れてきたのではないかと直感しています。

ちなみに、白髪やほうれい線が無くなることは一般的にあると考えられているのでしょうか? AIに質問してみたところ、以下の回答でした。

白髪の主な原因は、加齢によるメラノサイト(色素細胞)の機能低下です。
遺伝や酸化ストレス、栄養不足なども関係するとされています。

一般的な加齢性の白髪が、元の黒髪に戻ることは基本的にないとされています。
甲状腺の病気やビタミンB12欠乏など特定の疾患が原因の場合は治療で色が戻るケースもありますが、それ以外で「元に戻す」根本的な医学的方法は確立されていません。

ほうれい線も同様です。
加齢によるコラーゲンの減少や頬のたるみなどが主な原因で、スキンケアや医療的なアプローチで目立たなくすることはできても、完全になくすのは難しいとされています。

この通り、AI的には今回の私に起きた現象の説明はつきにくい印象でした。
見方を変えれば、このようにAIなどで調べて諦めてしまっていた人には、まだ希望を持つチャンスがあると言えるかもしれません。

あくまで私一人に起きたことなので、安易に一般化するつもりはありません。
また、老化という現象と折り合いをつけていくことも立派な成長であると思います。

その上で、体を大事に扱って、人生をできるだけ楽しみたいという方には食生活の改善はきっと役立つものだと私は確信しています。

では、具体的に何を実践したら良いのか?
今日は長くなりましたので、次回の記事でお伝えしたいと思います。
お楽しみに。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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