食事・サプリ・栄養学

私がサプリで心肺機能を向上できると仮説を立てた理由

2019年5月14日

*この記事では私の仮説とそう考えた理由を書いています。
「このサプリを飲めば確実に心肺機能が上がりますよ」と効能を語っているわけではございませんことをあらかじめご理解ください。

私はランナーになってから心肺機能という言葉に目がありませんでした。
「心肺機能は特に中学生のあたりで伸びやすい」と言われているので、その時期から陸上をして心肺機能を高めていれば・・・と思ったりしていました。

ハーフやフルマラソンも熱心に走っていた大学生1~4年生の頃は心肺機能が上がれば
「呼吸がもっと楽になる」
「上り坂でも余裕がもてる」
「速くスイスイと走れる」
と思って1000m×6のようなインターバルに取組んでいました。

ウルトラメインになった今では以前よりは心肺機能の優先度は下がりました。
それでもより速いレースペースで余裕度を維持するためには最低限の心肺機能は必要です。

なので、心肺機能を効率的に高めるための方法(練習・栄養法)をいくつも試してきました。
今回は栄養について紹介します。

「心肺機能のためのサプリを作った」と言うと、「サプリでは心肺機能は変わらないでしょ」と疑問をもつ方もいらっしゃいます。
確かに心肺機能用のサプリなんて滅多に目にしませんし、直感的にも栄養と心肺機能は関係がなさそうなので、そう思われるのも無理はないと思います。
ただ、私は「栄養で心肺機能に働きかけることができる」と仮説をもって行動しています。

なぜそのように思うのか?
今の仮説にいたった理論的な根拠と経験をお話しします。

まず心肺機能とは何かということを理解しましょう。
簡単に言うと、心肺機能は「酸素を体中に運搬する能力」です。

人が走ると筋肉を動かすためにエネルギーが必要です。
このエネルギーは「食べ物から得た栄養」と「酸素」を合わせることで作り出すことができます。
何も食べなければ走り続けられませんし、呼吸をとめて酸素の供給がなくなっても走れませんよね?(というか細胞が活動できないので生きていけません)

走るペースが速くなるほど筋肉がより多くのエネルギーを必要とするので、酸素もより多く供給しないといけません。
そのためゼエゼエいって口から空気(酸素)をたくさん取り入れようとしたり、心臓をドクドク鳴らしては酸素をスピーディに筋肉に届けようとしています。

酸素が筋肉細胞まで届けられるのは下記のルートをたどります。

  1. 口から吸われて肺に入る
  2. 肺で血液の中に取り込まれる(赤血球と酸素が結びつく)
  3. 血液によってエネルギーを必要としている全身の細胞に届けられる
  4. 細胞に届けられた酸素が糖質や脂肪などと化学反応を起こしてエネルギーとなる

よって、血液の流れを改善することでよりスムーズに細胞まで酸素が届けられるようになると考えられます。

暑い日は呼吸がきつくなりますよね?
あれは汗によって血液の量が減少しドロドロになるため、酸素の供給が悪化するためです(汗は血液から作られている)。
血液と呼吸のキツさ(心肺機能)の関係はこの通り明らかです。
*運動生理学的にも心肺機能は心臓のポンプ作用や毛細血管の発達度、血管の太さなど「血」に関係する要素でほぼ決まると考えられています

以上の理論を踏まえると血流を改善する栄養素を使えば心肺機能にもプラスに働くのではないかと推測することができます。
私はサプリを開発する前から食品による心肺機能改善を体感していました。

「タマネギを食べた翌日はスピード練習の調子がメチャクチャ良い!」

タマネギには血液をサラサラにする成分が含まれています。
タマネギ食べる→血液サラサラ→スムーズに酸素が運ばれる→筋肉がしっかり活動
という理屈です。

血液サラサラがうたわれる食品が色々ある中でも、私の場合はタマネギが一番効果を実感しました。
タマネギへの信頼からプラセボ効果も働いているかもしれませんが、スピード練習の前日にはよく食べていました。

私以外にも血流アプローチに手応えを感じている人はいます。
あるお医者さんは血管を拡張する薬を使ったら心肺機能が高まったと話していました。
最近であった起業家の方(東大薬学部出身・大学教授を定年退職してから起業)は研究してきた独自成分が毛細血管を拡張するとかで、やはり持久力が向上したとのこと

こういう経験もあって、私は「栄養で血流を改善すれば心肺機能を向上させられる」という考えはある程度正しそうだと思っています。
よって、血流関係に働きかけると研究報告のある成分を盛り込んだサプリ=Catalyst Cardio Performance(CCP)を開発するに至りました。
*CCPはブラックジンジャーによる血管拡張+CoQ10の心臓機能アップを狙っています

CCPで実際に手応えを感じている人はいるのか?
それについては作った私が言うより、使用した他の方の声をご覧いただいた方が良いでしょう。
CCPの商品レビュー
→CCP愛用者の『ウルトラランナーへの道』運営者の新澤さんによる評価

CCPのデメリットとしては、体感に個人差があるということです
上記リンクの使用者の声でもそれぞれ感じ方に違いがあることがわかります。
今のところ、「どんな方には効きにくいか」という点については分かっておりません
今後はそういうデータも集めて、より精度の高い提案をお客様にできるようにしたいと思っています。

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