ウルトラマラソン

食べない時間をつくったら、胃腸が補給に強くなっていた

2026年11月7日

こんにちは。
ランニングショップHolosの小谷です。

今日はウルトラマラソンで胃腸のトラブルに悩んでいる方へ最新の情報をシェアしたいと思います。

先日、あるお客様からこんなメールが届きました。

先日購入させて頂いたテキスト(ウルトラマラソン栄養完全ガイド)、素晴らしいです!

今回のスパルタは膝の故障で思うように練習ができなかった中の出場に無理があり、リタイアとなりましたが、ウルトラ人生の中で、ずっと克服出来なかった課題、胃痛が完全に克服できました。

これは本当に嬉しいことです! もっと早くに学べていれば、が正直な感想です。

スパルタスロンは、ギリシャのアテネからスパルタまでの約246kmを、36時間の制限時間内で走るレースです。

私は経過をチェックしていたので、このお客様がリタイアされたことを知って気がかりだったのですが、このような報告をいただけて、とても嬉しい気持ちになりました。

メールには、こんな一文もありました。

今まで殆ど根性論でやってきましたが(中略)足を治して初心に戻ってコツコツと練習してまた挑戦してみようと思っています。

小谷さんのようなスーパーランナーでも 我々のような多くの普通のランナーがよく落ちる、練習でもレース中でも自分に負けることや挫折や葛藤があること、そこからの立ち上がりや克服の仕方の実体験からくる説明 とても、わかりやすく、自分も出来るんちゃうかと思わせてもらえます。

私が大切にしている世界観は「いつまでも自分に期待し続けよう」ということです。

お客様の中にまた挑戦への意欲が湧いてきた姿を想像して、私の中にもまた熱い気持ちが燃えてくるような感覚でした。

こうしてお客様と良いエネルギーが交換できること、有難いことだなぁと日々感じています。

80kmを過ぎると、吐いてしまう

このメールを読んだ数日後、もう一つ、胃腸障害の悩みに出会いました。

今週、新商品のプログラム『オートファジー・ランニング』の受講生の皆さんと、オンラインでグループセッションを開催しました。その質疑応答で、こんなご相談をいただきました。

「80kmを過ぎたあたりから、いつも胃液を吐いてしまい、リタイアが続いています」

ウルトラマラソンでは、脚が残っていても、心肺に余裕があっても、胃腸トラブルが原因でレースが終わってしまうことがあります。

先ほどのメールとグループセッションでのご相談。2つが続けて届いて、ウルトラでは胃腸のトラブルをいかに防ぐかが大事なのだと、改めて実感しました。

予防は、レース当日より前から始まっている

『ウルトラマラソン栄養完全ガイド』の中で私は「胃腸障害の予防はレース当日の工夫よりも、それまでの準備段階が大事」とお伝えしました。

レース中は筋肉に多くの血液が回るため、胃腸への血流が減り、消化吸収の力が落ちやすいと考えられています。その状態で何時間も食べ続けるのですから、当日の補給の選び方だけで対処するのには限界があります。

レース1週間前からの調整はもちろん、普段から胃腸の状態を整えておくことが土台になります。

グループセッションでは、ご相談くださった方に、オートファジー・ランニングは胃腸障害に悩む方にこそおすすめだとお伝えしました。理由は2つあります。

1つ目:食べる量が少なくて済む

空腹で走る練習などで脂質代謝が高まってくると、レース中に必要なエネルギー補給の量を減らせるようになります。食べる量が減れば、そのぶん胃腸への負担も減り、吐き気そのものが起こりにくくなると考えられます。

気持ちの面でもメリットが大きいです。ウルトラでは「食べなきゃガス欠で潰れてしまう」と補給に追われがちですが、食べなくてもそれなりに走れる体になると、そのプレッシャーから解放されます。

2つ目:腸内環境が整っていく

オートファジー・ランニングでは、主食の見直し、食べない時間の確保、食物繊維や植物性たんぱく質を意識した食事などに取り組みます。これらはどれも、腸内環境を整えることにつながると考えています。

腸内環境は、運動中の胃腸症状とも関係していることが分かってきています。腸内環境を整えることは、ウルトラマラソンの胃腸障害を予防する土台づくりにつながると考えられています。

このことを実証するような、自分でも驚いた出来事が最近ありました。

食べない練習で、糖質をたくさん吸収できる胃腸になっていた

先日出場を予定していた100kmの3〜4週間前、ポカリスエットにパラチノースなどを溶かした、かなり濃いめのドリンクを試しながら60km走をしたときのことです。1時間あたり72gほどの糖質を摂ったにもかかわらず、胃腸のトラブルが起きませんでした。

以前の私には、これほどの量はとても摂れませんでした。食べない練習(空腹ランニングだけでなく、日常生活でのファスティングも含む)を続けてきたはずなのに、いつの間にか、これだけの糖質を消化吸収できる胃腸にもなっていたのです。

食習慣を少しずつ改善してきたことで腸内環境が整い、しっかり吸収できる体になっていたのではないかと感じています。「食べなくても走れる」と「必要なときにはしっかり補給できる」の両方が手に入るなら、ウルトラマラソンではかなりのアドバンテージになるはずです。

ちなみに、この60km走の様子はYouTubeで紹介しています。ドリンクの作り方も解説していますので、ぜひご覧ください。

ウルトラの胃腸障害にお悩みの方へ

胃腸障害の仕組みや、レース中の補給の考え方をまず知りたい方には『ウルトラマラソン栄養完全ガイド』がおすすめです。

さらに一歩進んで、体質から変えていきたい方には『オートファジー・ランニング』があります。
いつからでも始められるプログラムで、ご注文いただくと

  • テキスト
  • 付属サプリ:Catalyst Cardio Performance(2か月分)
  • オンラインコミュニティへの参加権

が届き、ご自身のペースでスタートできます。

胃腸のトラブルは「体質だから仕方ない」「根性で耐えるしかない」と思われがちです。
でも、準備次第で変えていける部分はあるとお客様が実証し始めています。
ウルトラマラソン快走を目指す方は、ぜひテキストを活用してください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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