小谷のブログ

腸の「荷物」を減らしてレースを快走する。消化酵素と便通サイクルの話

こんにちは。
ランニングショップHolosの小谷です。

今日は少し地味なテーマですが、実はレースパフォーマンスに直結している話をしたいと思います。
「腸の中の荷物を減らす」という発想です。

CAEを飲んで気づいたこと

Catalyst Athlete Enzyme(CAE)は、腸内環境を整えることを主な目的として開発したサプリです。

CAEは基本的にレース1週間前くらいから飲み始めるものなのですが、私は3月はCAEを毎日飲んでいました。
1か月以上、CAEを飲み続けてみて、改めて気づいたことがあります。

それは、CAEを飲むと、食事から排泄までのサイクルが早くなるということです。

食べたものがスムーズに消化・吸収されて、すっきり出ていく。腸の中に「溜め込み」が少なくなる感覚です。

お客様のレビューでも「CAEで便通が改善した」というコメントは多く、CAEが便通に影響することはある程度の再現性があることは把握していました。

「腸の荷物が少ない」ことの意味

便通サイクルが早くなると、腸の中に滞留しているものが少なくなります。

食事で食べたものが便として排泄されるまで一般的には24~48時間くらいかかると言われています。

ちょっとイメージしてみていただきたいのですが、お腹の中に1日分の食事を便として抱えている状態と2日分の食事を便として抱えている状態、どちらの方が快適そうだと思いますか?

厳密には食べ物がそのままの量でお腹に溜まっている訳ではありませんが、2日分の食物を荷物のように抱えながら生活するのは負担がありそうに感じます。

このお腹の中に抱える荷物の量の違いが、日常生活では「なんとなくお腹が軽い」「快適さが続く」という感覚につながります。

ランニングの文脈で考えると、もう少し具体的なメリットが見えてきます。

走っている最中、腸の中に内容物が多いと、揺れや血流の変化によって腹痛やトイレの差し迫り感が生じやすくなります。特にウルトラマラソンのように長時間走り続ける場合、これが積み重なってロスタイムやパフォーマンス低下につながることがあります。

逆に、腸の中がすっきり軽い状態でスタートできれば、そのリスクはかなり減らせます。

レース1週間前からCAEを飲む理由

現在Holosでは、CAEをレースの1週間前から飲み始めることを推奨しています。

この使い方を提案しているのは、腸内環境の変化にある程度の時間がかかるためです。

直前に飲み始めても、腸のリズムが整い切らないことがあります。
1週間前から飲み始めることで、レース本番までに「自分の新しい便通リズム」を把握できるようになります。

ただ、飲み始めの数日間は、便の量が増えたり、今まで以上に早いタイミングで便意を感じたりすることがあります。
これをネガティブに受け取る方もいますが、実際にはCAEが腸に作用している良いサインです。

腸の中に滞留していたものが、スムーズに動き出している状態です。

飲み方:「1回4粒」か「1日2回2粒」か

現在の推奨は「毎日夕食前に4粒」ですが、私は最近「1日2回2粒」に分けて飲む方法も試しています。
昼食前に2粒、夕食前に2粒、というイメージです。

腸の働きを一度にまとめて促すよりも、1日を通じてコンスタントに整えていく方が、自分の場合は便通のリズムが安定しやすい感触があります。

ただ、これは食事のスタイルによっても変わってくると思います。
夕食のボリュームが大きい人と、昼食に重心を置いている人では、消化のタイミングが変わります。
「夕食前に4粒まとめて飲む」方が合っている人もいるでしょう。

ぜひ、両方を試してみて、自分に合っている飲み方を見つけてみてください。
正解は人によって違うはずです。

神宮外苑24時間走での実践

今年3月に出場した神宮外苑24時間走で、この考え方をひとつの形にして試してみました。

3月は1日2食のタイミングで食事を取る生活をしていましたが、毎日CAEを食前に2粒ずつ飲んでいました。

レース直前の食事コントロールはこうしました。

  • 前日の昼食:自然な食欲に任せつつもしっかり食べる
  • 前日の夕食:食べすぎないように注意する
  • 当日の朝食:食べない

狙いは、前日の昼の時点でエネルギーを十分に入れておきつつ、レース当日の朝には腸の中をできるだけ空にしておくことでした。

結果として、当日の朝にはしっかり便を出せて、お腹の中が軽い状態でスタートラインに立てました。

24時間走のレース中はそれなりの量の補給をしましたが、レース中の胃腸は快適でした。

さらにレース翌日のお昼過ぎまで、お腹の張りや便意はほとんどなかったです。

以前こちらの記事でも書きましたが、ウルトラでトイレが多かったり、胃腸障害で悩んでいる人は多いと思いますが、実は食事の量・タイミングを調整することで解消できる可能性は大いにあると思います。

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もちろん、これは私個人の一例です。

食事のスタイル、体質、レースの種類によって、最適な調整の仕方は変わります。

ただ、「前日昼を重心に、夕食は控えめ、当日朝はすっきり出してスタート」というプロセスのイメージとして参考にしていただければと思います。

まとめ:自分のリズムをつかむことが大切

CAEを使ったレース前の腸の準備は、大きく3つのステップになります。

  1. レース1週間前から飲み始める(腸のリズムを整える時間を作る)
  2. 飲み始めの反応を観察する(便通が早まること自体は良いサイン)
  3. 直前の食事量とタイミングを調整する(前日の食事の配分と当日朝のコントロール)

「1日4粒まとめて」か「2回に分けて2粒ずつ」か、飲み方の選択も含めて、ぜひ自分の体で試して検証してみてください。

腸の中の荷物が少ない状態でスタートラインに立てると、それだけでレースが少し快適になると思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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