スピード練習の精神的なキツさを乗り越える工夫

こんにちは。ランニングショップHolosの川尻です。
この記事ではインターバル走のような高強度なトレーニングで精神的にきつくなった時にやり切るためのノウハウをご紹介します。

先日YouTubeの企画で質問を募集したところ、こんな質問が届きました。

インターバルなどスピード練習をする時に脚や呼吸がややキツくなると、心のブレーキのようなものが掛かりすぐにスピードを緩めてしまうのですが、しっかり追い込めるように何かありがたいアドバイスをお願いします。

僕も1人で練習を行うことが多いので、インターバル走のような自分の追い込む系のトレーニングは苦手です。

この記事を読むことによって、きつい練習でも自分を追い込むことができ、質の高い練習をこなすことが出来るようになると思います。

※この質問にはYouTubeの動画でも回答しています。

高強度なトレーニングを繰り返すと、精神的に耐える能力が高くなる

高強度な練習は肉体的に成長させる効果だけでなく、精神面も鍛えられるというデータがあります。
鍛えられたアスリートは普通の人よりも、より肉体の限界に近い力を発揮することができるそうです。

練習を始めたばかりの頃は、負荷の高いトレーニングを行うと脳が「危険だ!」と判断しブレーキをかけて追い込むことが出来ないことがあります。
しかしトレーニングを重ねていくと、徐々に脳が「これくらい追い込んでも大丈夫なんだ」と安全だということを理解していきます。

質問者の方がどれくらい練習を重ねられているか分かりませんが、まずは自分で壁を作ってしまうような苦手意識をなくし、
「追い込み系の練習を繰り返すことで精神的に鍛えるんだ!」
という気持ちで地道に継続していくことが1つ大事かと思います。

きつい時間ほど効いていると考える

小谷さんはスピード練習できつくなってきたら、
「きつい時間こそがインターバル走で目標としていた効果が得られる時間である」
と考えるようにしているそうです。

きつくなってきた時に
「今のきつい時間が自分を成長させてくれる」
「この時間を耐えているからこそ価値があるんだ」
そう思うことできつい時間を乗り切ることが出来るかもしれません。

環境を変えてスイッチを入れる

僕は練習までの足取りが重い時は陸上競技場に足を運ぶようにしています。

僕は高校から陸上を始めたのですが、スピード練習を行う時の多くは陸上競技場のトラックで行っていました。
そういう過去があるためか、陸上競技場に行けば、”スピード練習をするスイッチ”が入ります。

スピード練習を行う日は朝から憂鬱な気分で、練習に対して気持ちが乗らないことも多いです。

そういう時でも
「まず競技場に行ってみよう。あとのことは競技場に着いてから考えよう」
のようにひとまず第一歩を踏み出してみるようにしています。

競技場でなくても、河川敷や走りやすい公園などスピード練習を行う環境を決めておけば、その場所に行けばスイッチが入り、納得のいく練習をこなせられるようになるかもしれません。

適切なペース設定で行っているか見直す

ここまではメンタル面の話を行ってきましたが、少しトレーニング内容についての話をしたいと思います。

質問コーナーのトレーニング編の動画で
「インターバル走はきついと感じる時間が合計で15~20分くらいになるように本数やペースを設定すると効果的」
という話を行いました。

今回の質問は
「心のブレーキがかかり、追い込むことが出来ない(練習を最後までやり切ることが出来ない)」
という内容でしたが、問題はメンタル面ではなくペース設定が速すぎることが原因かもしれません。

以前、僕が小谷さんにアドバイスをもらいながら練習計画を立てたことがありました。

その中で印象的だったのは
「今の実力に不相応な刺激を与えても強くはなれない。最大の刺激が強くするのではなく、最適な刺激が人を強くする。
という考え方でした。

目標から逆算して練習メニューを作ると、無理が生じることが多いです。
「意思が弱くて、追い込むことが出来ない」と自分を責める前に、練習内容が自分の実力に合っているか見直してみるのも良いかもしれんせん。

まとめ

  • 高強度なトレーニングを繰り返すと、精神的に耐える能力が高くなる
  • きつい時間ほど効いていると考える
  • 環境を変えてスイッチを入れる
  • 適切なペース設定で行っているか見直す

インターバル走はきつくて出来ればやりたくないと思うこともありますが、やり切った後は他の練習では味わえない充実感があると僕は思います。
そういう練習を継続していくことで強くなれると思うので、僕もコツコツ積み重ねていこうと思います。