私たちの「心」は私たちが食べたものでできている

私たちの「心」は私たちが食べたものでできている

先週末にスポーツ栄養関係の専門家が集まる勉強会に参加してきました。
今回のテーマはタンパク質の代謝でした。

タンパク質というと多くの方が連想するのは筋肉でしょうか?
その通り。
筋肉もタンパク質でできています。

タンパク質は筋肉以外のものの成分でもあります。
例えばこれらもタンパク質でできています。

  • ヘモグロビン
  • 皮膚
  • コラーゲン
  • 酵素

タンパク質で構成されたものをあげればキリがないくらい、タンパク質は多くのところで役立っています。

今回の勉強会で取り上げられていたことの1つに
心の状態を良くするのにも栄養が役立つ
というものがありました。

なぜそんなことが言えるのか?
感情(幸福感とかやる気とか)を司る脳内ホルモンも栄養がつくるからです。

脳内ホルモンには例えば次のようなものがあります。

名称 働き
セロトニン 安心感(幸せ感、落ち着き)に影響
ドーパミン 快楽(動機付け)に影響
ノルアドレナリン 覚醒(注意力、判断力)に影響

「筋肉はタンパク質でできている。
だから強い筋肉を作るためにきちんとタンパク質をとろう」
という人は多いと思います。

しかし
「動機付けに役立つドーパミンはタンパク質でできている。
だからやる気を出すためにきちんとタンパク質をとろう」
という人は滅多にいないのではないでしょうか。

もちろん、タンパク質摂取だけで心が変わるわけではありません。
(これは筋肉を強くするのにタンパク質摂取だけでなく、トレーニングも必要というのと同様です)

やる気アップに役立つドーパミンでいうと

  • プラス思考
  • 新しい刺激
  • 運動

などがドーパミンを増やすポイントです。

とはいえ、強い体作りにタンパク質が必要なのと同様に
健全な精神状態を作るためにもタンパク質をきちんと摂取するのって大事
と思っていただければと。

タンパク質の摂取量が足りているか、測ったことがない方は是非この機会に調べてみてください。
例えばこちらのサイトで食品を入力すれば栄養成分がわかります。
栄養andカロリー計算

ちなみに私は体重53kgですが、毎日110gくらいのタンパク質を摂取しています。
*目安は体重1kgあたり1.2~2.0gと言われています

「私たちの体は私たちが食べたものでできている」とはよく言われます。
ただ、正直なところ私はこの言葉にはそんなにパワーを感じていませんでした。
*パワーがないとはこれで「食生活を改善するぞ!」という強い気持ちにならないこと

しかし「私たちの心は私たちが食べたものでできている」となると個人的にはパワーを感じます。
そして、この考えは糖質制限によって精神的な変化を経験してきた私にはとても納得感があるのです。

次回のブログでは私が糖質制限で感じた「食の心への影響」について紹介したいと思います。

補足
ドーパミンなどの脳内ホルモンを作るにはビタミン・ミネラルも必要です(補因子として働くため)。
補因子とかビタミン・ミネラルがなぜ大切かという話は以前こちらの記事で書きました。
この記事と合わせてどうぞ(ウルトラに限らず大事な話です)。

ウルトラマラソンの補給で盲点になりやすい栄養素

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