「2ヶ月後の100kmのために糖質制限をしたいのですが、、、」への回答

「2ヶ月後の100kmのために糖質制限をしたいのですが、、、」への回答

つい先日、糖質制限に関するこんな質問を受けました。

Yさんより
『ケトジェニックな体にするまでの期間について』
はじめまして、糖質制限について調べる中で、ブログを拝見させてもらいメールさせていただきました。
私は21歳の男子大学生です。

2ヶ月後の10月21日に自分は四万十川ウルトラマラソン100kmを走るのですが、今年は糖質制限を使って走ってみようと思いたちました。
しかし色々調べていく中で、ケトン体を身体が効率よく利用できるようになるまでに苦労している方が多いようで、自分はあと2ヶ月しかないのですが、それまでにケトジェニックな身体にすることは可能なのでしょうか?

お忙しいところすみませんが、よろしくお願いします。

ケトジェニックという言葉は初耳という方もいらっしゃるかもしれません。
糖質の摂取量を減らしケトン体をエネルギーとして利用できる体質にすることです。
(糖質制限とほぼ同じと思って問題ないと思います)

なぜ糖質制限がウルトラマラソンに有利な可能性があるのか?
一言でいうと、脂肪を利用しやすくなり、ガス欠のリスクが減るから。
より詳細ついては↓の記事をご覧下さい。

ケトン体とマラソン|70kmエネルギー補給無しで走れた理由

Yさんの質問への私の回答はこうでした。

Yさん

はじめまして、小谷修平です。
ブログ読んで下さりありがとうございました。
嬉しいです。

まだお若いのにウルトラ走っているんですね。
私も最初のウルトラは大学2年で秋田の100kmでした。
親近感を感じます笑

大会まで2ヶ月でのケトジェニック適応ですが、結論的にはやめた方が良いと思います。
個人差は当然ありますが、私の経験と学んだことから推測するに2ヶ月では短いと思います。

ウルトラの結果を求めた糖質制限なら、4~6ヶ月はあった方が良いと思います。
ケトジェニック適応するだけでなく、一時的に低下した持久力を戻すのにも時間がかかるはずなので。
(糖質制限の初期は良い練習ができないと思いますから)

四万十川頑張って下さいね。
同じ若くウルトラを好きになった者として応援しています。

この通り、大会まで2ヶ月では体が適応するには短くリスクが高いと思いました。
私は糖質制限に1回失敗して、2回目のチャレンジで3ヶ月ほど続けて元の体力水準に戻すことができました。
(色々調べたところ、この私の2回目の適応は早い方と考えられるので、今回の回答では4~6ヶ月は準備が必要と伝えました)

私のこれまでの糖質制限の経緯は糖質制限タグのついた記事でみることができます。
特にこちらの3ヶ月目の報告記事はある程度まとまっていてよく読まれています。

糖質制限をウルトラマラソンに活かせるか?|3ヶ月間で起きた変化の報告

糖質制限へ適応しやすい人、そうでない人の個人差があり、その差は今も調査しています。
*インスリン、HMG-CoAがキーとなりそうですが、具体的な行動のアドバイスにはつながらないのが現状

回答後、Yさんからこのようなお礼のメールが届きました。

返信ありがとうございます。Yです。
やはり、体質を変えるとなると、ある程度時間がかかりますよね。

今年でウルトラマラソンは3年目ですが、今回も炭水化物を沢山食べて、後半スタミナ切れになりながら走ろうと思います笑
自分は大学で栄養を勉強していますが、陸上での栄養を考える上で、小谷さんのブログはとても参考になります。
ありがとうございました。
マラソンがんばります!

読者の皆さんも、糖質制限にチャレンジする際は十分な適応期間があるかご注意ください。
(そして、一時的には体力が落ちるはずなので、辛抱も必要であることを忘れずに)

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