ウルトラプロジェクトで結果が出ている理由を調査してきました

ウルトラプロジェクトで結果が出ている理由を調査してきました

東京のランニングクラブ|ウルトラプロジェクトに取材してきました

ウルトラプロジェクト(ウルプロ)』という東京のランニングクラブがあります。
このクラブでは定期的な練習会やウルトラマラソンの大会攻略セミナーなどを実施しています。

大会があると、そのメンバーがどのような結果を出したか公開しています。
投稿を見ると分かるのですが「野辺山ウルトラの完走率が約90%」などかなりの成果を上げていることがわかります。
(速い人ばかりそろっている訳ではなく、初心者や完走ギリギリの方も大勢います)

ウルプロという名前ですが、フルマラソン目標の方もいて、フルマラソンでもきちんと成果を出しています。

今回は「なぜウルプロではこんなに結果が出ているのだろう?」と気になったので取材して調べてきました。

ウルプロを運営しているのはこのブログでも時々登場する新澤英典さんという方です。
陸上経験はありませんが、独学で学び50代になった今でも試行錯誤を繰り返し自己ベストを更新し続けています。
以前こちらの記事でも紹介しました。
記録の頭打ち脱出|51歳走歴10年でも自己ベストを更新し続ける人の姿勢
長く社会人としてお勤めになった後に独立して今はランニングコーチをしています。

今回取材をして「これが特に結果に効いているな」と思ったことは次の3つです。

  • ランニングフォームの改善
  • 練習の目的が明確
  • 楽しくモチベーションが維持される環境作りの徹底

ランニングフォームの改善

ウルプロの記事を読んでいると頻繁に「効率的な動作(ランニングフォームの改善)」について書かれています。
実際にメンバーの成長を見ていると「フル5時間の人が1年でサブスリー」などフォーム改善なしには考えにくいほどの変化を遂げている方がいます。

今回練習会に参加してみても動作改善に多くの時間を使っていることが分かりました。

動画を撮影して
すぐにフィードバック

練習会ではコーチの新澤さんがフォームを動画撮影して、走ったらすぐに動画を確認して気付きを得ます。
このフィードバックが早いというのは人が動作を学習する上で非常に重要です。

例えば、自転車はバランスを崩すとすぐに倒れてしまいますが、そのおかげで私たちは自転車に乗れるようになります。
(もしバランスを崩してから10秒後に自転車が倒れてしまうとしたら、自転車に乗れるようになることは大変困難になります)

他にも面白い取組みがありました。
メトロノームに合わせて様々なピッチで走ってみて、どのリズムが楽に感じたか覚えます。
そしてそのピッチ(リズム)に合うように400m走ってみて感想をシェアします。
ピッチを変えるだけで「走ってからタイムを見てみたら思ったより速かった」という方も
*このようにタイムを見ないで走って後から確認(予測との差を評価)するという方法は役立ちます

メトロノームでピッチを確認

ピッチ数以外にも

  • 体幹をまっすぐにして真下で足を落とす
  • 地面を押してみる

など色々なパターンで走ってはすぐに内省を促すということを繰り返します。
このような取組みを継続的に繰り返すのだからメンバーの方はフォームが改善していくのだろうと思います。

練習の目的が明確

練習では「その練習をする目的は何か?」を常に明確にしておくことが大切です。

ウルプロでは例えば動き作り1つにしても
「それが走動作の何と関係するのか?」
を丁寧に指導しています。

8年ほど前(?)のことですが、私もあるランニングチームの練習会でラダーを使った練習の指導を受けました。
その時は「コーチの動きをまねて繰り返し、何か指摘されたら修正する」という感じでした。
正直なところ「これがランニングにどう役立つのか?」が分からないままでした。
(本来なら自分で質問すべきでしたが)

練習は目的をきちんと理解することで効果的になります。
大切なのか分からないことを継続するのはモチベーション的にも困難です。

ウォーキングの動作も

楽しくモチベーションが維持される環境作りの徹底

ウルプロの練習会に参加するとメンバーの仲が良くコミュニケーションが活発であることに気付きます。
仲の良い仲間がいると、単純に楽しくて良いですし、モチベーションアップにもつながります。
情報交換も活発になって役立つ情報が入りやすくなるとうのもメリットです。

ある人が5000mを自己ベストで走ると

新澤さん「〇〇さん、それ自己ベストじゃない?」
その人「はい!」
他のメンバー「おーっ(称賛の拍手)」

というのが自然におこる環境です。

頑張りを認めてもらえたら嬉しいし、他の人の成果も一緒に喜べる

私は学生時代はほとんど知識もなく、指導者もいませんでした。
それでも所属していたジョギングサークルの楽しくてやる気の出る環境だけで強くなれました。

ウルプロのこのコミュニティ的な素晴らしさは新澤さんの運営努力の賜物です。
例えば練習の前後でメンバーが自分のことを話せる時間をつくり
メンバーがお互いのことを知る手助けをする
会話のきっかけを提供する
など。

ほかにも良い環境をつくるための細やかな気配りが至るところに見られました。
これはきっと新澤さんが社会人として長く活躍された経験もまた活きているのだと私は思いました。

まとめ

まとめると、ウルプロが成果を出している大きな理由は

  • ランニングフォームの改善に努力している
  • 練習の目的まで丁寧に指導している
  • 楽しくモチベーションが維持される環境

の3つでした。

東京ではいくつかランニングクラブがありますが、ウルプロは
向上心があって、主体的・知的にRUNを仲間と楽しみたい人
にピッタリかなという印象を受けました。

表にするとこんな感じでしょうか。

向いている人 不向きな人
向上心がある(タイムや距離に挑戦) ファンラン、ダイエット
チームで楽しく 人付き合いはおっくう
主体的に取り組みたい 指導者の明確な指示に従いたい

ウルプロに興味があるという方(体験してみたい、入会してみたい)は下記Facebookページのメッセージからお問合せくださいとのことです。
「自分にあってるかも」と思った方は新しい環境にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ウルプロFacebook

追記
ちなみにウルプロはアスリチューンがスポンサーしており、練習の前後でサプリが無償で支給されます。
練習前:アスリチューン赤(持久力アップ用)
練習後:アスリチューン青(疲労回復用)
練習会で毎回560円相当のサプリがもらえるのは嬉しいですね。