強いランナーに特徴的なマインド|神宮外苑24時間走から学ぶ

強いランナーに特徴的なマインド|神宮外苑24時間走から学ぶ

強いランナーに特徴的なマインド

強いランナーは平均的なランナーと比較してどんな違い(マインド的な側面で)があるのかを考えました。
3つの特徴を発見しましたので、今日はそれについて報告します。

そんなことを考えるきっかけになったのは先日(11/11-12)に開催された神宮外苑24時間走の応援に行ったことです。
この大会は国内の24時間走の中ではとりわけ競技性が高く、レベルの高い市民ランナーが参加しています。

この大会では参加したランナーから参加手記の寄稿を募集しています。
そして、集まったものを事務局の方が編集して1冊の冊子にして参加者に配布してくれます。
この冊子は24時間走に挑戦するような強い市民ランナーの考えが反映された文章がたくさん載っていて、彼らのマインドを学ぶにはとても貴重なものです。

2016年の参加手記

2016年の参加手記が手元にあったのでそれを読み返してみました。
そこで私が気づいたこと=強いランナーに特徴的なマインドは次の3つです。

  • 自らの努力・行動で結果を変えられるという信念がある
  • 自分で変えられることに注力する
  • 改善策は失敗の原因とセットで考えられている

自らの努力・行動で結果を変えられるという信念がある

参加手記を読んでいると

今回は○○だった次は××しよう

というニュアンスの記述が多いように感じます。
これは自らの努力や行動で結果に影響を与えられると信じていることを意味します。
この感覚は自己効力感という言葉で表現されることもあります。
努力して成長していくためには欠かせない要素です。

当たり前のように感じる方もいるかもしれませんが、実はこれって凄いことなんじゃないかと私は思います。
というのも、これとは真逆の無力感におかされている方(あるいは集団)も存在するからです。
以前私がある教育系のボランティア(何らかの理由で学校に通えなくなった生徒さんや金銭的に塾に通えない生徒さんが集まって勉強するところ)をしていた時はどちらかというと無力感の方が多数派だったように感じます。

私は無力感を解消できないまま大人になっていく方や、大人になってから無力感に押しつぶされてしまうという方も見てきました。
そしてそういう方はごく少数というわけではないように思います。

市民ランナーは自己効力感が高い方が多いと思います。
そして強いランナーとなると更にその比率が高まるようです。
きっと自分の成長に目を向けて小さな成功体験を重ねていくことで、そうしたマインドが少しずつ養われてきたのではないかと思います。

自分で変えられることに注力する

自分ではどうしようもできないことに文句を言うことが少ないという特徴も感じられます。
例えばコンディション=大雨、強風、暑い寒いなどがそうです。

「雨さえ降らなければ」という言い方はあまりしないで「雨対策を怠ってしまった自分が悪い」という言葉が多いです。
自分で変えられること(雨対策をする)に目を向けて、自分に責任を持たせます。

これも当たり前と思われたあなたは強いランナーですね!
私も頑張ってこういう心構えであろうと努力をしています。
(だけどやっぱり油断すると自分を正当化してしまいたくなるし、実践するのは大変です・・・)

私の大好きな言葉に「ニーバーの祈り」と呼ばれるフレーズがあります。
まさに強いランナーはこれを地で行く方々なんでしょうね。

ニーバーの祈り
主よ、
変えられないものを受け入れる心の平静と
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え

この言葉が心に響いたあなた!
心に刻んで今日から私と実践していきましょう!

改善策は失敗の原因とセットで考えられている

○○だった。原因は××だろう。だから次は●●しよう。

この××を自分なりに考えているケースが多いです。
この××の原因を考えてそれが合っていれば同じ間違いを起こさなくなりレベルアップに繋がります。

例えば意識がもうろうとする時間があったとします。
それを低血糖or低ナトリウム血症(塩分補給の不足)ではないかと考えてその対策を次回の計画に盛り込みます。
「たまたま体調が悪かったせいかなぁ?」というあやふやな分析で終えないというのがポイントです。

強いランナーの特徴として、「なんとなく次は上手くいくだろう」という甘い期待を抱くケースが少ないのではないかと思います。

実際のところは体の専門家でない限り正確に失敗の原因を分析するのは難しいでしょう。
それでも自分なりに仮説をもって検証していけば前進することができます。
(体の専門家でさえ同じような間違いを起こすので、それくらいマラソン中のトラブルを分析して正しい選択をレース中に行うのは難しいことなんだと思います)

失敗を分析して学習する力が高まればランニングはより早く上達できます。
そのためには体の基本的なことを勉強して知ることが武器となります。
書店でトレーニングに関する本(自分が読みたい・読みやすいと思えるものからでOK)を手に取ってみるのも効果的でしょう。
このブログでも体のことを紹介していくので一緒に勉強していきましょう。

まとめ

神宮外苑24時間走の参加手記から学べる強いランナーのマインドはこの3つでした。

  • 自らの努力・行動で結果を変えられるという信念がある
  • 自分で変えられることに注力する
  • 改善策は失敗の原因とセットで考えられている

実はこれ自己啓発の本でも取り上げられることが多い特徴なんですよね。
なので、マラソンのレベルアップのためにそういう自分を成長させる自己啓発本を手に取ってみるというのも有効な手段なのかなと思います。

最後に、今年の24時間走にチャレンジされた皆さん、お疲れ様でした!
たくさんの感動をありがとうございました!